「ごみ」をエネルギーに変える

バイオマスガス化プロセスの実験風景

 私たちは、毎日の生活の中で不要になった様々なもの、たとえば、お菓子の袋や生ごみなど、を「ごみ」として捨てています。また、私たちの生活の場だけではなく、産業の場においても、さまざまな廃棄物がたくさん発生しています。近年の環境意識の高まりとともに、これらの「ごみ」を「資源」として見直す動きが活発になってリサイクルも進んできました。
 しかし、混合プラスチックなど、マテリアルリサイクルが難しいものや、経済的な理由でリサイクルされないもの(たとえば、林業で発生する間伐材の多くは、利用価値が低いため、切り倒されたまま放置されています)もあります。
 私の研究室では、このようなマテリアルリサイクルの困難な廃棄物や未利用資源を積極的にエネルギーとして活用するための技術と社会システムについて考えています。たとえば、未利用のバイオマス資源のガス/液体燃料製造プロセスの開発や、廃塩ビと廃ガラスからセメント原料と、燃料を同時に製造する塩ビ・ガラス同時処理プロセスの開発等を進めており、これらを通じて新しいエネルギー、物質利用社会の確立を目指しています。

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