速高温流体現象の謎を解き明かす

数千度の空気プラズマフリージェット

プラズマフリージェットのシュリーレン写真

高速度・高温度の流体現象を理論的・実験的に解明しています。主に、月から地球に帰還したアポロ11号の宇宙船や2010年に地球大気園に再突入し無事に地球上に小惑星のサンプルを送り届けた「はやぶさ」探査機のカプセルなどの熱防御法について研究しています。現在、従来から用いられている炭素系耐熱材料に替わる「ケイ素系耐熱材料」を提案し、その有効性や可能性について、研究を行っています。また、超高温度になると接触型の計測機器では温度を測ることができません。そこで、発光している光を分光測定し(光を波長毎に分けて強度を測定します)、そこから温度や密度などの情報を計測する研究も行っています。群馬大学独自に開発した「理論分光スペクトル」と実験分光スペクトルの比較から、発光している光、つまり気体などの温度を求めることができます。そのための理論分光スペクトルの構築も研究対象です。

船津 賢人
准教授 舩津 賢人
  • 【文部科学省 宇宙航空人材育成プログラム】空飛ぶクルマ産業界構築のための人材育成プログラムの提案と実践(研究協力者)(FY2020~2022)
  • 【文部科学省 航空人材育成プログラム】実機飛行機を通した航空実践教育の展開(共同参画者)(FY2016~2018)
  • 【JSPS ひらめき☆ときめきサイエンス】宇宙工学への扉(FY2014~2017, 2019, 2020)
  • 【文部科学省 科学研究費補助金】基盤研究(一般)(C)高エンタルピー流中のケイ素系耐熱複合材料の動的直接観察と材料近傍発光の同時計測(FY2020~2022)
  • 【原著論文】”Radiative Characteristics of N2 First Positive Band in Visible and Near Infrared Regions for Microwave-discharged Nitrogen Plasma(マイクロ波放電窒素プラズマの可視および近赤外領域におけるN2 First Positiveバンドの放射特性)”, Transactions of the Japan Society for Aeronautical and Space Sciences, Vol.62, No.2, 86-92, 2019.
  • 【原著論文】”Radiation Analysis behind Reflected Air Shock Waves(空気反射衝撃波背後の放射解析)”, Theoretical and Applied Mechanics Japan, Vol.64, 23-30, 2018.
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