ンピュータの裏にある離散数学

数学の問題を
コンピューターで解きたい

点を線で結んでできる図形がグラフ

離散数学とは

 私達の回りにあるコン ピュータは、驚くほど高速に、そして正確に様々な計算をしてくれます。どんな計算も、そのためのプログラムを作る人がいます。プログラムを理解するために必要なことの一つに「離散数学」があります。離散数学は高校までに学ぶことはほとんどなく、コンピュータを専門に学ぶ大学へ行かないと出合えない数学です。
 私は離散数学の一つのグラフ理論を主に研究しています。たくさんの点とその間を結ぶ線で作られる図形をグラフと呼び、その性質について研究する数学がグラフ理論です。道路や路線図や地図などに現れる様々な「つながり」は、グラフで表現できます。ホームページ同士のつながり、Twitter や SNS などでのユーザー同士のつながりもグラフで表現され解析されています。これまでにグラフ理論に関する数学的な問題を、いくつか解決してきました。

情報学部
准教授 荒木 徹
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